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健康基礎知識

健康・用語キーワード解説

膝痛

変形性膝関節症とは

腰痛

  変形性膝関節症とは、膝関節のクッションである軟骨のすり減りや筋力の低下が要因となって、膝の関節に炎症が起きたり、関節が変形したりして痛みが生じる病気です。発病初期は痛みがすぐに治まったり、痛みがあっても年のせいだとあきらめたりしている人が多いのが現状です。  適切な治療を受ければ、普通に日常生活を送ることができます。

  同じ変形性膝関節症でも、症状の現れ方や進み方は人によって千差万別です。X線写真では膝関節の変形が相当進んでいるのに症状がほとんどない人、逆にひどく痛むのにX線写真では変形がほとんど見られない人など様々です。

  変形性膝関節症の症状を知る手がかりとして、自覚症状があげられます。原因としては筋肉の衰え・肥満・膝への負担の大きいスポーツの習慣・脚や偏平足など足部の変形・足に合わない靴およびハイヒールなど。

 

1:初期の症状

  朝起きて歩き始めた時の「膝の違和感」が最も早く現れる症状です。この段階では、膝に力がかかる動作で痛みがでることもありますが、この痛みは長続きせず、しばらく休むと痛みがなくなる場合がほとんどです。

2:中期の症状

  初期症状を放置しておくと、徐々に進行して症状が悪くなっていきます。まず、痛みがはっきりと自覚できるようになり、膝が完全に曲がりきらない、伸びきらない状態が進み、正座やしゃがみこむ等の動作が苦痛になってきます。階段の上り下りもつらく、特に下りがつらくなります。

  また、炎症が起きてくるために、膝の周辺が腫れたり、熱感をともなったり、むくんだりしてきます。さらに、膝に水がたまって膝が張っているような重くだるい感じもでてきます。
  この段階では、膝の変形がひどくなり、膝に力のかかる動きをするとコリコリ、ガリガリといった軋轢(あつれき)音が出るような感じを受けるようになります。

3:末期の症状

  この段階になると、日常生活に支障が起こるほどの痛みになります。そのため生活活動範囲が狭まり、外界からの刺激が少ない生活になるとストレスがたまり、うつ状態に陥りやすくなります。

  また、高齢者の中には、こうした生活(家の外に出ない)が続くと、痴呆の症状が現れてくる人もいます。この段階では、骨の変形が相当進んできますので、外見的にも関節の変形が目立つようになります。

4:変形性膝関節症の治療法

  一度すり減ってしまった関節軟骨は、もとの完全な形に修復されることはありません(痛みと関節のすり減りは必ずしも関係はありません)。したがって、変形性膝関節症の治療は、痛みをとり、膝が完全に曲がりきらない状態や伸びきらない状態を改善して、膝の機能を高めることを目指して行われます。

  当院の治療は、症状の進行度や痛みの程度によって異なりますが、温熱・冷却療法、運動療法、テーピング、足の足底板療法が基本となります。

  例えば、治療として1つ目は症状の緩和です。血行をよくし患部を温めて痛みを軽減させるほか、関節の動きをスムーズにする効果。

  2つ目は病気の根本的な治療です。運動を取り入れることで血流がよくなって、関節部分に栄養がいきわたります。すると、炎症の原因となる老廃物がどんどん排泄されますし、細胞の活動も活発になり病気の進行をとめたり再発を防いだり、さらには治療効果まで期待できるというわけです。
  ただし、運動療法を始めるときには相談してから行うようにしてください。

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